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パルテノン神殿と新アクロポリス美術館&美味しいグリークご飯/アテネ散策

朝一で今日案内してくれるパンタとジョンと一緒にアクロポリスに行って来た。せっかくなので案内してもらったことを少しまとめてみよう。

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アクロポリスに行くにはとても便利な地下鉄アクロポリ駅。この駅前はアテネで一番土地が高い「通り」だそうな。アテネでのカフェの飲み物は2.5ユーロ。高級な建物が連なる通りでもそんなに高くないのね。

パリのシャンゼリゼ通りやノートルダム寺院の周りのカフェのように、コーヒーやコーラが一杯800円もしていたことを思うと何と良心的なんだと感激してしまう。
ギリシャは物価がとても安いらしい。

まずこの日は朝ごはん。駅を出てすぐの新アクロポリス美術館の二階のレストランカフェで朝食をとる

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ここが駅横にある新アクロポリス美術館の入り口
アクロポリス側にも正門のようなものがある


ここは知る人ぞ知るの場所みたいで、朝10時というのに広いフロアはほぼ地元の人で満席。

夏はテラス席でアクロポリスを見上げながら食事ができる人気の場所だそうな。

ちなみに、レストランカフェだけを使用する時は、受付でそのためのチケットをもらわなければならないらしい。

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この日の朝はパルテノンを見ながら朝食

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ハムと卵とパンとカプチーノ
全部で10ユーロくらい
安い!


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パルテノン神殿をカメラに収めるパンタ
細いね。というと


ダイエットしてるからね。

だそうな。




アクロポリ駅を降りカフェを右手にして坂を上がると左に曲がり少し行くとパルテノン神殿を見学するための入り口がある。この日はラッキーなことに、普段大人一人20ユーロの入場料が10ユーロ

少し小高い丘へ登る。多少足元の悪い道を登るのでトレッキングシューズか歩きやすいスニーカがオススメ。

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最初にあった劇場
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デュオニューソス劇場

損傷が激しいけれど劇場と見てわかる。野外劇場の後。以前、カソリックの教会や聖堂において、司教に近い席は多額の寄付をした人、貴族の特別席だったと書いたけれど、このアテネのアクロポリスにある劇場の最前列の座席もそうであるとジョン。

 写真でもわかるようにこの座席には名前が刻んである。それこそが寄付を多額にした人の名前だそう。そしてその最前列の特等席に座る権利を持って居たという。カソリックの教会や大聖堂に寄付した貴族の人達がより天国に近い位置を望んだからと=良い座席を確保したかった。という理由と少し違うのは、この時代において、名前を刻んだ目的は、認知度を高めるための広告の意味合いが強かった。だそう。

そしてこの椅子の形。これは恐らく最古の音響設備ではないかと。椅子の土台が弧を描くように削られている。この形状によって、この椅子の土台にぶつかった音=演じる人、歌う人、の声や音が、舞台の中央に戻ってくるようになっているらしい。そしてそれは何度もそれを繰り返しながら上の座席へと上がっていくらしい。(リスニングがあっていると願う(^_^;))

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上から見たデュオニューソス劇場
奥の黒い屋根が新アクロポリス美術館
その左がアクロポリ駅

音の石での反響は言うまでもなく、荘厳で音に包まれる錯覚を覚えるが、この半円形の演劇場では果たしてどんな音が聞けたのだろうと想像がつきない。
 

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最初の演劇場を後にしてしばらく丘を登ると中腹にまた別のかなり大掛かりで座席が完璧に維持されている演劇場が姿を見せる

急な断崖のような丘の傾斜を利用して作られたようで、最初にあるものからするとかなりの保存状態で見ているだけで、ワクワクしてくる。果たしてどんな人がここで音楽を奏で演劇を披露したんだろう。
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ヘロディス(イロディス)・アティコス音楽劇場というらしい。DC100〜200年頃には既にあったとのこと。(アテネの人は「へ」の発音を「イ」と表記したり読んだりするとパンタ。知り合いのヘラクレスの名前も、表記は「I」から始まり、イラクレス。と呼ぶという。が外国の人が呼ぶとヘラクレス。になるという。)

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アテネ市街が一望できる位置に劇場はある


「確か日本人の誰かが古典芸能をここで演じたって聞いたことがあるよ。」だそう。

え・・いったい誰なんだろう・・。

かつては屋根があったみたいだけど、壊れたみたいね。今でも夏の間色んな国の人がここでコンサート開いてるよ。ここの音響効果は素晴らしくって一番上の座席でもマイクやスピーカーなしでも美しい音の洪水が体験できるよ。だそう。

ああ音響フェチとしてはそそられます。

一度機会があれば是非観覧してみたいと思ったのでありました。


そして劇場を後にしさらに上を目指すと
下から見ていた時とは想像もつかないほど巨大な支柱が見えてきます

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それはいよいよパルテノン神殿へと続く平坦な丘への序章にも思えるもので
階段のようでもあるかつての入り口

そして驚いたのはこれらの積み上げられた大理石の大きなブロック=石の塊と思っていたものが、壁の表面だけ貼られたもので、中は石と土で作られた塀だったということ。

そしてもう一つ。アテネの町を取り囲むように見えている、濃い緑の山々が、あたかも卵を孕んでいるように大理石の地肌を見せている。そう。イメージでは大理石は乳白色が土台になっているイメージが強かった。

それを最初、その山々と地肌を見せる大理石の光景を

「雪が積もるのね。アテネも」

なんてジョンたちに聞いたほど、大理石は白い印象だった。そしてここ、パルテノン神殿の建物の石はかつて肌色だったんだよ。



「そう。この色にペイントしてあったんだよ」

だそう。

そうでなくても、色んな自然の色合いの鮮やかな大理石がそこいらにゴロゴロと無造作に転がっているのに・・それらを見ると神殿の色がわざとらしい色に思えて来ないこともない。なんでペイントしてあの色にしたんだろう。謎は深まるばかり。

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WW2時の敵国からの爆撃で崩壊したとも聞いたパルテノン神殿
修復は後何十年も続くだろうとも

愚かな戦争の爪痕はそう簡単には癒されないのだ


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アクロポリスの見学を終え、丘を一気に降りて来た。お茶でもしましょうとカフェに向かう途中、朝10時に屋台を出していたこのおじさんをまた見つけた。行きは遠目に何を売ってるんだろうと見ていただけだったけれど、パンを売ってるんだよと教えてもらい、この棒にかけて売られているのがとても微笑ましくて、ついこの屋台に吸い寄せられるように近づいたらパンタも追いかけてきた。

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おいしそ〜〜〜!


「食べますか?」

とパンタが聞くや否や私の返事も待たずに、2つも買ってくれた

「チーズもいる?」

と聞かれる他のでチーズもお願いすると写真に少し写っている固形のクリームチーズをつけてくれる。

選んだのは表面にゴマがびっしりの少し甘い硬めの素朴な味のパン。ドーナッツも売っているけれどみんなゴマタイプ買ってましたね。

この後このおじちゃん、夕方、5時頃通った時までお仕事していらっしゃいました。

足痛くないのかな・・・。






この後パンタとジョン達と別れて、アクロポリ駅前で待ち合わせたパンタの奥さんVIVIと市内散策

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赤線2日目のルート 所要時間4時間(ランチ込み
緑線3日目のルート 所要時間3.5時間(朝食込み

コンパクトな街で史跡も多く歩いていて飽きない




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この後、シンタグマ駅方面に向かってウインドウショッピング
おみやげ物屋さんが軒を連ねているけれど、丘の上の方に行くほど物価は安くなります。例えば、この辺で3枚1ゆーろのポストカードが上に行くと5枚1ユーロとか。いろんな国に行ったけれど破格と思います。だいたいどこの国も1枚1ユーロしてます。

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たまたまここは、比較的人が少ないけれどシンタグマ駅からのショッピングストリートはお祭りかと思うほどの人出でまっすぐ歩けなかったので避けて脇道に。


そして、お腹が減ったのでランチ
メニューを読んでもわからないのでViviにお任せ
サラダとタンパク質の何かがあれば私は幸せとだけ伝えると
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きゅうりとトマト
クリームチーズのサラダ
そして得体の知れない緑のボール

食べてびっくり
きゅうりのシャーベット
お味は甘酢に漬けたきゅうりの味でしゃりしゃり食感

アテネの郷土料理? と聞くとViViも初めて食べたってww


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サワークリームとパンの中にひき肉がサンドしたもの
お味は・・・So Soかな
このタイプのお料理は生地がとても硬くって苦手かも

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焼いたチーズとクリームチーズがトッピングしてある
ミートソーススパゲティ
ミートソースはビーフ
ソースはトマト

パリパリチーズを小さく砕いてソースに絡めていただきますと
まあびっくりとってもコクのある極上のミートソースパスタに変身します
この後お茶をいただいて

トータルで40ユーロ。
オランダでいただくランチよりかなりお高い印象
ギリシャでのお食事と思うとかなり割高かも
税金が24パーセントと書いてあったような気がします

経済崩壊後、税金がとても上がってるらしいです

また街中散策

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古代マーケットの後だそう

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ここは立て看板によると図書館の跡だそう

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ちょうどぐるりとアクロポリスの反対側に歩いて来たみたい
丘にはパルテノン神殿の後ろに建っている建物が見えている

上3枚は全部無料で歩いている道から見える史跡
短い距離で、ただ歩いているだけでこれらに急に出くわす

「恐らく、アテネの町って、どこか掘り起こしたら史跡がそこかしこから出てきそう」。

ってViviに言うと、

「そうなのよ。
 これらはたまたま掘って見つかったもの。
 駅もそう。」

だそうな。

そう。新アクロポリス美術館の下も史跡で、博物館の展示物の一部のようになってた
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左上がパルテノン神殿のある丘




ここはシンタグマ広場方面の裏路地
テラコッタの装飾が美しい壁
珍しい形の瓦もそうであろうか・・
空の色とのコントラストがとても美しい



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この道を進み左に曲がるとアクロポリスの反対側の入り口にたどり着く
カフェが並んでいて、超いいお天気ともあってかどこのカフェもほぼ満席


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アクロポリス公園の敷地内に入ると
アンティークを勝手に売っている人達の出店
傘にピアス突き刺して、スタンドはカメラの3脚
そんな売り方って斬新!

と思わずパチリ


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アクロポリスの丘をくるりと回ってアクロポリ駅に戻った
これは午後5時過ぎ
まだゴマパン売ってるおじちゃん

売り上げどうだったかな〜なんて要らぬお世話



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丁度日没の時間になりそうねとViViが独り言
付いて来てね。
と、アクロポリ駅から今度はビーチへ
地下鉄とトラムを乗り継ぎビーチまで30分くらい


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トラム5番に乗ろう


「今なら丁度夕日が沈むの見れるよ」とViVi

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ほんとだ・・・
Just on time
水が澄んでてとても綺麗

ビビありがとう


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ビーチのシャワーが面白い

誰でも使えるよ。

出そう。

これも古代のもの?


と聞くと笑われた



なぜだかビーチなのに河原にあるような丸い小石がゴロゴロ

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ビーチを眺める一等地に立っているマンション


外国のリタイアした方々がたくさん住んでいらっしゃるって
でもここより島の方が多いけどね

島って、ミコノスとかロードスとかサントリーニのことらしい

そうか・・・みんなの終の住処ってやっぱり美しい島なのかもねと妙に納得



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トラムと地下鉄があるのでどこにでも便利に移動できるアテネの町
トラムは一方通行で、来た方向と反対側に進行するとアテネにまた戻れる
5番で戻った

トラムに乗っているだけでも楽しい
大きなアトラクションを回っているような気がしてくる

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10分おきくらいにトラムきます

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不思議なのが・・・


Viviと一緒にいたあいだ

何人もの人が道を聞いてくるんだ

バスの中でも地下鉄でも
ホームでも街中でも

そしてViviはいつも

ついておいでよ。出口まで一緒に行こうね」

そして、あなたが行くのはこっちの道よ。楽しんでね。みたいなことを言ってる

この写真の子たちとも、シンタグマまで乗り換えるときもずっと長い間一緒だった。もう一人ご婦人も、道を尋ねて来て、みんな一緒にぞろぞろ。なんか・・ドラクエみたいだな〜っ列で移動してwwwなんて思いながら付いてったっけ。


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借りてるアパートの近くで降りたら、中東っぽい賛美歌の声が聞こえてくるので覗いてみた。Viviによるとギリシャ正教会(と言ったと思う。)日本でもオランダでもあまり見かけないので珍しかった。

信者様は、神父様がお祈りを捧げる歌を歌っている間、どういうタイミングかわからないけれど、列を急に作り出して何枚か祭壇の手前の床からかなり近い所に掲げてあるキリストや聖人様の肖像画の、顔や首や、衣服に熱いキスをして教会を後にされているのですね。

最初なんと熱心な信者様達なんだろうと見ていたけれど・・・。信者様の中にはじい様やおじさんも当然いらっしゃるわけで。彼らや・・以前数え切れない信者様がたがされた同じ所にキスをしてしまうかもしれないことを恐れていらっしゃらないことに敬服致しました。それに何よりあのキス責めの絵画から匂ってこないのかなあ・・とかね。不謹慎だわ。やっぱり私。


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翌朝撮った同じ教会


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アテネ町には。特に住宅街には野良猫ちゃんがいっぱいいます

どうしてこんなに・・と思っていると、そこかしこにみなさんが野良猫ちゃんのために餌を置いてあげてるんですね

ここもそう。黒猫ちゃんの後ろには餌が。そして写っていないけれど他にも3匹。車の下から様子を見ている風。どこででもこんな光景が見れて少しびっくりしたのは確か。
 なので思い切って謎だわと聞いてみると、Viviはボランティアで野良猫ちゃんを家に連れて来ては避妊手術を受けさせてまた街に話すというお仕事をしているそうです。今は弱ってる猫ちゃんを4匹面倒見てるのよ。手術費用もえさも全て自費だそう。どうしてそこまでって聞くと、放って置けないのよ。性格ね。だそう。

ちょっと考えさせられるViviのボランティア活動と猫ちゃんのいるアテネの風景でした。



さて。ディナー

アテネで一番ポピュラーなレストランに連れてってもらいました。シンタグマ広場からアクロポリスを眺めれる通りから少し裏路地にある大きなレストランバー。

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メインの写真を撮るのを忘れてしまった

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これは前菜。美味しかったですね
塩分控えめのクリームチーズとハム
それに照り焼きソースのような少し甘いソースがかかっています

知り合いのヘラクレスがオーナだというチーズ会社のチーズを使ったカナッペ
ヘラクレスが創作して商品になったチーズが使ってありますと説明に来ました

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このクリームチーズも僕が作ったんだよ
好きだったら日本に送るから。

ありがと〜
でも冷蔵で送るのって・・難しいと思うよ〜

ここで堪能させていただきますね〜


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左端の髭男(身長190cm)が、ガチセーラームン大ファン

Viviとジョンとパンタとヘラクレスと・・・楽しかった。みんな日本にとても敬意を持っててくれてそしてみんなアニメ大ファンで話しが弾むこと弾むこと

日本語もいっぱい知ってる
アニメが大好きなのはいいけれど
いい青年が、「セーラームーン!!!。あれはナイス!!!」
と言った時に
「それは幼女が見るアニメだよ〜」
と言うとかなりショックを受けてたっけ
かなりのイケメンなのにそういう趣味なのねもったいない・・っていうと笑ってた

それにしてもみんなの話を聞いていると
日本って、美化されてるなあって
そんなにいいことばかりじゃないよ〜って苦笑い


ヘラクレスは自分の作ったチーズが使われてるレストランに2晩続けて案内してくれたと2日目の夜になって知ったという・・

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これはギリシャ名物のミンチの焼き鳥みたいなの
炭で焼いてあるらしく周りはパリッと中はふっくらジューシー
日本の焼き鳥のような懐かしい香り

添えてある丸ごとトマトをお肉の上で潰して、ソースのようにして食べるのが正しい食べ方だよ〜と教えてくれました。


本当に美味しくてもう

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刻んだトマトとクリームチーズのサラダ
ケッパーがいい味出してます

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これは私がオーダした野菜サラダ
これもトマトのみじん切りがてんこ盛り

ギリシャはトマトがとっても美味しい
フルーティで甘い



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これはアテネの名物 「フェタ」

ジョンとパンタが絶対にこれ食べてねと知らないうちにオーダしてくれてました


サワーなクリームチーズを薄いクレープみたいなので巻いて焼いてあります
そしてあんずジャムで仕上げ

とっても濃厚でリッチな味わい
私には酸味が少し強いので口に合わなかったかな



ギリシャがチーズ一押しだなんて知らなかった。とにかくサラダにはトマト、きゅうり、チーズ。この3つが必ず付いています。そして写真でもわかるようにかなりの量。


以前に来たときもお肉がとても安くて、美味しくてお野菜もたっぷりついてきて・・とご飯が口にあったのがとても印象的だったけれど今回は地元の人たちのおかげで一歩深く踏み込んだ、オススメの美味しいものを経験できてありがたかった。

食べ物もだけど、人柄が超素敵。Viviともジョンともパンタともヘラクレスも、初対面なのにフレンドリーすぎて、あれ?ここ初めてじゃなかったっけ?と思ったほど。オランダに帰国してからも抜けるような青さの空と海を思い出してはトマトとチーズ食べたいな〜なんてすっかりギリシャ人みたいになってしまって。

太陽の国ギリシャ。きっと大好きな国の一つになる予感大。


空港への帰り道、ジョンが住んでる空港にほど近い人気スポットであるビーチによってくれました。




日曜とあって、近郊から皆ドライブでこのビーチに来てあるそうでジョンの働いているレストランも満席

レストランの中に座っていても、穏やかな美しい海と対岸の別荘群が見渡せます

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たくさん船も出てましたね

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カフェレストラン
超人気のようでした


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そして一般的なアパート


ここも目の前がビーチなので超お高いとのこと

ギリシャのアパートはバルコニーがとても広くて
日除けが真下に降りてるのが特徴的(私にとっては

ギリシャは経済破綻してから少し平均給与が上がったとはいえまだ8万円程だそう。
物価が上がるばかりでみんな生活が苦しいんだよ。とジョン。しかしながらジョンはパパがアパートを2件も持っていて、B&Bにしているので収入があるから他の人ほどではないかもしれないけれど。国民の生活のレベルは高くは見えないかもしれない。ドイツが実質的に面倒を見る形で、EU残留が決まったらしいけれど、その頃から色んなものに高い税金が課せられるようになって、国民の不満は大きいと思うと説明してくれた。

とても明るい印象を持っていたギリシャの人達も、そんな悩みを抱えていたのかと、とても考えさせられる。




ギリシャはスキポールから飛行機で約3時間半
とても近い。
機長さんが航路を紹介してくれます

オーストリアからアルプスを横切り、ドブロブニク上空を通過します

窓から見える雪を頂いた山々は圧巻です。アルプスを抜けてからは穏やかな海と眩しい街並みが続き、そしてアテネに着く直前5分間は、なだらかな山肌に広がる白い建物郡の光景は息をのむほど。


帰りの便のA席側から見えるのは
一つ・・またひとつと続くイタリアの街の夜景の光景


ギリシャ=スキポール空港の往復は景色も楽しメル旅程で、とてもオススメです。

機会があれば是非お試しくださいませ

真冬は航空運賃もとてもお安いです
今回はトランザビア航空

往復で1万5000円ほどでした


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欧州プチ旅行推進委員会



























































by jelize-rose | 2019-02-16 00:39 | ■ ギ リ シ ャ

日々の雑記と覚書


by Mamico Jelize Rose
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